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ゆとり教育世代との付き合い方 ビジネス

うちの会社にもついにゆとり教育世代の新入社員が入ってきました。

  

今度の新人の共通点

今までたくさんの新人を見てきましたが、
どうも共通点があります。
 
覇気がない、変に落ち着いている、向上心がない、
コミュニケーションがうまくいかない、
メールに絵文字は平気で使ってくる…
 
でも、仕事は言われたことはたんたんとやる。
  
いつの時代も若者は云々…と言われてきましたが、
やはりどこか違う気がします。
 

打っても響かない鐘

打っても響かない鐘といいますか、
先輩社員からすると
どうやったら分かってくれるのか、
気持ちが伝わるのか・・・。
どう接していいのか
真剣な悩みとなっている方も多いのではないでしょうか。
 
彼らを教育するにあたって、彼らとよく話し、小さい頃の話なども聞きました。
そして、私の世代(30代)と決定的に違う点に一つ気付きました。
彼らの物心かついてきた時代は、
常に携帯を持っていることが当たり前の世代ということです。
 
昔はポケベル、ピッチが出た頃は革新的だったなぁ、
持ってない人だってたくさんいたなんて言うと
何時代の人みたいな顔をされるのです。
携帯がない生活が想像ができないようです。
 
そんな彼らですから、いろいろな大切なコミュニケーションを
携帯のメールで済ませてきたという背景があります。
恋人の告白、友達との相談事、ちょっとした会話さえ
メールで済ませる癖がついているような気がします。
もちろん全員がそうとは言いません。
そういう傾向があると言えるのはないか。
 

携帯メールというコミュニケーションツール

そう、つまり、
彼らと密にコミュニケーションをとるのであれば
彼らに合わせてメールは切り離せないツールです。
 
それが良いか悪いかと言われれば「悪い」と言う人もいるでしょう。
しかし、時代がこれから進んでいくに従い、
メール世代が世間に増えていくことになり、
むしろそちらが当たり前の時代がやってくるでしょう。
もはや、メールなかった世代は下火の時代がやってくるのも
そう遠くないでしょう。
 
彼らに口でガーっと怒鳴っても、
ぐちぐちとぼやいても、気を使えと嫌味を言っても響きません。
日本人特有の気を使って、空気を読み、言わないで感じろは通じないようです。
不本意な事を言われると突然反発してきてびっくりすることさえあります。

彼らは素直です。

でも口で言われるのはとてもデリケートで傷つきやすいです。
 
また、ストレートにああして欲しいと思っている、そこが悪い、そこは良い、
伝えるととても響きます。
どうやら今までそんなこと言われたことないような。
「感謝します。」と言われるほど。
こういう言いにくい言葉はメールで伝えるか、
もしくは、メールでジャブを入れてから本題は面と向かって話したり、
することがとても効果的だととても感じています。
社会では通用しない部分も多々ありますが、
特に個人的な悩み、相談、指導、これらの問題を解決する時は
メールを使うと心を開いてスムーズにいくことが多いと思うのです。
 
試しに実践してみてはいかがでしょうか。
 
そして、ゆとり教育世代が終わったら今度はどんな新人がやってくるのか・・・
本当に気が抜けません。
 

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