ノウハウ

ビジネスでのプレゼンや結婚式のあいさつなど人前でしゃべるのが苦手な人は多いのではないのでしょうか？
せっかく準備してきたのにうまくしゃべれなかった…なんて経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか？
もちろん仕事の中身が一番大事だと思いますが、しっかりとした話し方をするだけで相手に与える印象は全然違ってくるかもしれません
ビジネス以外にもセミナーなどの司会など人前でしゃべる機会は結構あります
逆に実際に内容はいいのに話し方が悪いためにイライラしたりした経験がある方も…
ごくありふれた簡単なやり方を練習するだけで聞き手に好印象を持たれる方法を下記に書いていきます

①「あ～」、「え～」、「え～っと」などの言葉を使わないで話す

「あ～」や「え～」とか「え～っと」などを使わないようにしゃべることを心がけるだけでとても聞きやすくなり相手にしっかりした印象を与えることができます。
練習方法：
家族や友達と「自己紹介ゲーム」をします。
ルールは「あ～」「え～」「え～っと」などを使わないで１分間しゃべるだけです。
名前・趣味・夢・昨日見たテレビ番組の事などしゃべる内容は何でもいいです。
最初は、ほんとに難しいと思いますがちょっと意識するだけで使わずにしゃべれるようになりますよ。
どうしても難しい人は、３０秒を目標にしてみたり、しゃべる内容を簡単に紙に書いて見ながらしゃべってみてください。
テレビで人気の司会者やタレント・アナウンサーはまず上記のようなフレーズは言いませんのでぜひ見てみてください。
逆に使ってしまている人は、たぶんそういう仕事は減っていくのではと思います。
ブレイクしている芸人さんが初めて自分の冠番組を持った時によく見られます（笑）

②一つの情報を１０～１５秒でしゃべるように心がける。

しゃべる内容を一気にまくし立てても相手には伝わりづらいです。
かといってあまりにもゆっくりしゃべってしまうと相手をいらいらさせてしまいます。
悪いしゃべり方は、慌ててしゃべってしまい、次の内容に移るまでに時間がかかってしまい
「え～っと…」などを連発して相手に余裕が無いのがすぐにわかってしまうしゃべり方です。
結構、目にすることが多いしゃべり方かもしれません。
そこで１０～１５秒程度で一つの内容を伝えるように心がけるといいです。
これはＣＭとかでもわかるようにだいたい１５秒くらいの情報が人間の頭には入りやすく理解もしやすいからです。
話す内容によっても多少変えた方が本当はいいのですが、最初は１０～１５秒を目安にしてみてください。
たとえ次の内容までに多少の時間がかかっても相手には前の内容がしっかり伝わっているので落ち着いてしゃべっている印象を与えることができます。
実際にしゃべってみると簡単なあいさつでも１５秒はかなり長く感じます。
ですが、人前では少し早口になりやすい傾向があるのでこの時間で練習すると本番で若干速くなっても聞き取りやすい印象を与えます。
あと、練習方法ではありませんがテレビでスポーツニュースのインタビュー映像を見ると１つの内容がどの程度なのか？どの程度しゃべっているのか？を見ることでしゃべりがうまい選手がわかってきます。
卓球の愛ちゃんなどは、編集がしやすい様に１０秒程度で一つの情報を伝える事を意識してインタビューを受けている印象があります。
たぶん訓練されているのだと思います。
もし自然にあのような話し方をしているのならかなりのツワモノです（笑）

③ジェスチャーに気をつける

よく身振り手振りが多くて大げさな印象を与えてしまう人がいます。
商談だと胡散臭いセールスマンのような印象を与えるので気をつけてください。
かといって、何も動作がないのも変に感じると思います。
ただ、極論を言うなら何もしない方がまだ大げさに動くよりはいいです。
なぜかと言いますと、人は相手の顔よりもその周りで動く手の方に意識が向きやすいからです。
ですので、話の内容よりもそちらに意識が行ってしまいやすいです。
どういうタイミングで効果的にジェスチャーを使うといった内容はかなり難しいので、逆にこうしてはいけないということをやらないようにした方が好印象を与えやすいです。
具体的には、
・顔・髪の近くに手を持っていく動作
・指をいろいろと動かしてしまう動作
・足などを頻繁に動かす動作
この辺をしないようにすれば、特に印象は悪くならないかと思います。
髪を掻いたり、顔のいろいろなパーツに触ったりするのはよくないので気をつけてください
また、手は動かしていなくても指を動かしてしまう動作もよくないので気をつけましょう。
最後の足などを動かす動作をする方はあまりいないのですが、中にはいろいろと「休め」のポーズのように動かして無意識に遊んでしまう人がいるので気をつけてください。
簡単ではありますが上記の３つの方法を意識するだけで、相手に聞き取りやすく好印象を与える話し方ができると思います。
全部でなくてもいいので、まずは①の方法を試してみるだけでも全然違いますので頑張ってみてください