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コンパクトデジタルで手ブレをなくすならこれ(その2) その他

前回に続いて手ブレを減らす方法をご紹介。
2回目の今回は道具要らず、カメラの機能と付属品だけで手ブレを減らすのに効果のある方法です。
1.ストラップで固定する
あなたのカメラに付いているのは手首に掛ける短い「ハンドストラップ」ですか? それとも首に掛ける「ネックストラップ」でしょうか?
ネックストラップで手ブレを防止する方法はいろいろなところで紹介されていますね。
首にストラップを掛け、両手で持ったカメラをストラップが「ピンっ」と張るまで前方に突き出すというやりかたです。
これはかなり効果があります。
ハンドストラップを使っている時はこうします。
1)ストラップを掛けている方の手(たいていは右手だと思います)の薬指と小指でストラップをつかむ
2)残った中指と親指でカメラをつかむ
3)左手もカメラをつかみ、両手でカメラを引きちぎるように引っ張る。
4)シャッターを押す
この方法は左右のブレは軽減しますが、上下のブレは防げません。
腕がプルプルするほど全力で引っ張ると、上下にぶれるのでご注意を。
それと、腕を前に伸ばすときも首が痛くなったり、ストラップが千切れるほど突き出さないように気をつけて下さい(笑)。

2.セルフタイマーを使う
カメラに備わっているセルフタイマーもブレ防止には効果があります。
手ブレの多くはシャッターを押す瞬間に力が入って腕が動いてしまうために起こっています。
力を抜いて撮れば良いんですが、腕を前に出してシャッターボタンを押すと、どうしても揺れてしまいがち。
そこで登場するのがセルフタイマーです。
やり方は簡単。
1)被写体を見つける
2)セルフタイマーをセットする(※長時間と短時間の両方があるときには短い時間の方で)
3)構図を決め、シャッターを押す
4)カメラをしっかりとホールドする
これだけです。
セルフタイマーを使うのはシャッターを押すときのブレを防止するためですから、押したあと揺れてしまっては元も子もありません。しっかりカメラを保持して、シャッターが開く瞬間は揺れないように頑張ってください。

◎ではいちばんいい方法ってどれなのかという話
前回ご紹介した方法が「ISO感度を上げること」と「脇を締める基本の姿勢」でした。
これらを組み合わせるのが手ブレを防ぐ応急処置としては効果がいちばん高いと思います。
ISO感度を1段または2段あげて感度を高くして、セルフタイマーをセット。そしてストラップを使って固定するか、カメラを引きつけて固定するか、どちらかを選ぶ。
どちらもあまり格好の良いものではありませんが、シャッターチャンスを逃すよりも良いですからね。

※これらはあくまで簡便的に手ブレを減らすTipsです。ブレをなくすためには三脚を使うのがいちばんです。
http://10banchiap.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
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