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デザインがよくなる「マージン」の法則 アート・エンターテイメント

デザインの第一歩はマージンだ。マージン設定の法則を学ぶ

マージンは紙面(あるいは画面)の周囲のアキ。作品がおかれている環境から作品を隔絶する緩衝地帯です。
紙面のなかに位置する大きな枠(グリッド)であって、デザインの部分が配置された紙面(版面)が周囲に溶け込まないように独立させ、締め付ける役目をもっています。デザインした部分がこぼれ落ちそうな不安を与えないようためのスペースです。
この部分が意識されずに画像やイラスト、文字、表、グラフ、ロゴなどのデザイン要素が配置されていると紙面はまとまりがないものになります。はっきり目に見えずに想像されたかたちでも、マージンが意識できないといくら自由に部品を配置しても、デザインの大きな枠がないのと同じです。
マージンの設定は作品制作するときの最初の作業です。マージンが感じられる紙面からは、デザインにたいする制作者の感覚が見えてきます。

マージンは紙面を決定するデザイン要素です。

解説

デザイン制作の最初の作業は、デザイン面を用紙や画面が置かれている環境と確実に切り離すためのマージンの設定です。
マージン量は紙面によって異なり、一般的には用紙のページものでは広く、チラシでは狭くするが、紙面が小さいハガキでも、3、4mmのマージンが必要です。
■ポイント

  • あらゆる作品に書かせない存在
  • 作品が置かれた環境から視覚的に独立させる
  • マージンが確実に見えるようにデザインする
  • 幅は小型のものでもある程度は必要
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