サンマルコスの日本料理レストラン 
起草者:96happyjourney
作成日時:2010-08-27 11:13:31
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先週、知り合いの方からアティトラン湖沿いのサンマルコスにある日本食レストラン「あじゃら」が3周年パーティーを開催するとお誘いいただいたので行ってみる。
サンマルコスまではサンペドロから小船で約10分。
とても小さな村で、船着場には私達を乗せてきた船一隻が停まっているだけ。
船着場から伸びる細い道沿いに観光客向けのレストランや土産物屋が数件あるだけで、1kmもしないうちにメインと呼べる通りは終わってしまう素朴な村だ。
見逃しそうな小さな看板を頼りに「あじゃら」を探すけど、途中のサッカー場で行き止まりになってしまった。

地元の人に聞きながらずいぶん回り道をしてたどり着くと、かわいらしい桜の絵が描かれた扉が迎えてくれた。

中に入ってみると、広いお庭がそっくりレストランになっていて、緑の多い、気持ちのよい空間が広がっていた。

いろんな場所に置かれている手作りの小物やランプはレトロで、どこか懐かしい感じ。
オーナーのせいこさんは明るい感じのよい女性で、パーティ用に浴衣を着て春巻きを揚げている所だった。
もともとはフローレス島で日本食レストラン『すいか』を友人と経営されていたそうだが、3年前からサンマルコスで別の日本食レストランをオープンしているそう。
パーティは2時間後の6時からということなので、一度レストランを出て出直すことにする。

町を散策してみようと思ったものの、本当に何もなさそうだったので、少し歩いて船着場近くの外国人用のカフェへ。
チョコレートケーキを頼んでみると、ケーキの周りにたっぷりチョコレートソースをかけたものが出てきた。
そいういえば、スペイン語の先生のミルドレッドがホットチョコレートを飲むのが好きだから寒い気候が好きと言っていた。
市場でチョコの粉が売られているので、今度買ってホットチョコレートを作ってみよう♪
6時過ぎにレストランに戻ってみると、どこから集まったのか、お店は旅人で溢れていた。
時間が経つにつれて人はどんどん増えて、ライブが始まる頃は立ち見が出るくらいになった。
ご飯の準備は本当に大変そうだったけど、たくさんの人に愛され、地元に根付いているのが感じられた。
帰りは船の時間に間に合わなかったので、トゥクトゥクでサンペドロへ。
海外で活躍する日本人の方に会うと、いつもそのたくましさと地元への溶け込み方に感動する。
久しぶりの日本のカレーもおいしかった!
ありさ http://96happyjourney.blog112.fc2.com/blog-entry-213.html