過去を見る方法、宇宙のうんちくのすすめ 

星空は、過去の宇宙
光の速さで一年かかる距離が一光年です。
一光年離れた星の光は届くのに一年かかるので、見えているのは一年前の姿です。
夜空には無数の星が見えますが、一つ一つ距離に応じた過去の星の光が見えています。
過去が見えていると言って良いと思います。
更に、宇宙は膨張しているし星は動いているらしいので、見えている星空は現在の宇宙ではありません。
もうその星は爆発して無いかも知れません。星座も違う形になっているかも知れません。
遠い星から地球を見ると、過去の地球が見える
その理屈で言うと、一光年先から地球を見ると、一年前の地球が見えると思います。
また、230光年先から、今、地球を見ると230年前の地球が見えるはずです。
日本が見えれば、江戸時代でしょうか。超高性能な望遠鏡があれば、着物を着た私達の先祖も見えるかも知れません。
ただし、自分がその星に見に行くのは光速でも230年かかるので、着いた時に見えるのは出発時の地球です。寿命が尽きないとしても、この方法では自分の過去は見れないようです。光より速いものはあり得ないとされているからです。
うんちくのすすめ
一年前の地球の光は一光年先を今、進んでいます。
因みに、「光年」だけでなく(あまり使われませんが)、「光分」「光秒」もあるようです。
月は1,25光秒だそうです。見えているのは1,25秒前の姿です。
太陽は約8光分。8分前の姿だそうです。
などなど、星空を見たら、思い出してみて下さい。
女性は科学に興味が無い事が多く、こうした話をすると多少は尊敬されたりモテたりするかもしれません。
私の場合、ペルセウス座流星群を見ている時に何気なく嫁さんに話すと、こちらが驚くほど驚かれました。
お試し下さい。
間違っている所修正して下さい。