敬語は、人生を良くする
注意されなくても、怒られなくても、敬語で話さなければならない。
年上の人や初対面の人には敬語で話すのは当たり前の事ですが、法律や条例や規則で決まっている訳ではありません。
国語や文法でも敬語の使用義務は規定はされていませんし、罰則もありません。
なので社会人でも、若者でも敬語を話すきっかけを逃した人が居るのではないでしょうか。早急に直す事をおすすめします。
なぜなら、日本で年上の人に敬語を使わないとそれだけで見下していると思われ、必ず「なんじゃコイツ」と思われているからです。
しかも面と向かって注意する人は殆どいないので、自分で直さないといけないのです。怒られないからと言って、放置しては絶対にいけません。
敬語と言っても試験に出る正しい敬語のようなものではありません。ですますの丁寧語で十分です。
敬語が日本人を礼儀正しくさせている
また、謙虚だから敬語を使うだけでなく、敬語が謙虚な態度を身に付けさせる様にも思います。
もっと言えば、日本人は礼儀正しいと言われますが、敬語が日本人を礼儀正しくさせている様にも思います。もし、日本語に敬語がなかったら、今のように礼儀正しい国民性になっているでしょうか。
敬語を使えない人の人生
敬語で話すのが普通なので、タメ口はバカにしているような印象を相手に強烈に与えてしまいます。
仮に相手の方本人は気にしないタイプでも、周りの目があるので許す訳にはいかないのです。メンツを潰されるのです。
声を荒げて注意するのはしんどいので、なるべく会わないように会話しないようにされます。
結果、目上や年上のあらゆる人から避けられると思います。
そうなると、まず良い仕事には就けないのではないでしょうか。
人事権や採用の決定権を持っているのは、必ず目上や年上の人だからです。
更に、言葉づかいから周囲の人ともトラブルとなりやすく、何をやっても長続きせず本人が一番苦しむと思います。
そうした結果転職を繰り返し、年収は低く劣等感に苛まれてしまうのではないでしょうか。
悪気が無く根は良い人であっても、能力が高くても、敬語を使えないだけでこうなってしまうのではないでしょうか。
仕事に苦労した、私の父親がそうだったように思うのです。
こうした状況や人生も、敬語を使うだけでかなり改善できるのではないかと思います。
敬語は、人生を良い方向へ導いてくれる力を持っているように思うのです。