シャツのエリがハネるのを防ぐ方法
シャツのエリが上に跳ねると、気になるし直らない
カジュアルシャツを買うと時々、襟の先が浮いて反り返ったり上着からはみ出たりするものがあります。
縫製の調子や襟の形によると思いますが襟が変になるとかっこ悪く、気になるのでそのシャツが嫌になります。
そして、この症状は手で押さえたり引っ張ったりしても、不思議な位直らないのです。
ボタンダウンシャツではこの様な症状が起こりませんが、後からボタンダウンに加工は難しくてできません。
襟の先を縫い付ける
この問題は数十年間、そうしたシャツに当たる度にモヤモヤと気になっていました。
そこで先日襟の先を直接縫い付けてみようと突然思い立ち、やってみると予想以上に良い感じになって驚いたのです。
こんなに簡単なら、もっと早くチャレンジすればよかったと、後悔すら感じたのです。人生を少し損したような気がしたのです。
ボタンダウンのようにボタン穴を後から開けるのは素人には出来ないと思いますが、これは小さく1mm位の幅で直接縫い付けるだけなので簡単です。襟を軽く押さえたその位置に襟先を縫うだけです。
細い糸ではすぐ切れると思い、白いタコ糸で縫い付けたのですがそれでも縫い目が見えず、我ながら驚いたのです。目立つようなら、糸の色を合わせたり着色するなどしても良いと思います。
縫い付けるので、寒いときに襟を立てたり、ネクタイは出来なくなります。
ただし上手くいかなくても、糸を抜けば跡も残らないので元に戻せます。
下の2枚は、襟が変にならない普通のシャツを見本としてやってみたものです。それでも襟に更に安心感が出て、このまま糸を外す事は無いと思っています。
首の後ろの襟の折目が変になる状態も、縫い付けると改善出来ました。
ただし洗濯の時、襟部分が乾きにくくなるので、少し長めに干した方が良いかも知れません。
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