旅行ノウハウをみんなで自由に編集し合える!

コカの葉 食べても大丈夫? 旅行


ペルーでは、コカの葉は嗜好品として一般的に服用されている。
熱湯にコカの葉をたくさん入れて飲むコカ茶は、緑茶のような感覚で飲まれているし、
コカクッキーやコカ飴などの加工食品は村の小さな売店でも手軽に入手できる。
初めてコカ製品を目にしたときは、「え!大丈夫なの?」と思ったけど、
コカの葉だけでは依存性や幻覚症状を引き起こすことはないそうだ。
コカインを作るには、リフタと呼ばれる灰を少量混ぜる必要があるらしい(参照ページ)。
ペルーでは、インカの時代からコカは神聖なものとされ、儀式の際に神に捧げられ、占いにも用いられてきた。
クスコにも「コカの葉占い」ができるシャーマンがいて、行った人によると、山積みにされたコカの葉の中から5枚選ぶように言われ、シャーマンが選んだ葉を表裏じっくり観察しながら過去や未来について占ってくれたという。
また、ペルーでは、コカがビタミンやミネラルを多く含み、健康によいと信じている人が多い。
コカの成分には疲れを癒し、眠気を忘れさせる効果があるため、炭坑員がコカの葉を噛みながら仕事をしたり、受験生がコカ茶を飲んで勉強したりするという。
また、空腹感を忘れさせる効果もあるそうだ。


いろいろな街でコカ製品を見てきたけど、特にクスコではコカ製品専門のショップがあったりして、取り扱う商品の種類が豊富だと感じる。
コカチョコレート、コカパスタ、コカワイン、コカリキュール…。
食べ物だけでなく、コカクリームやコカ石鹸まで売っている。
殺菌作用のある緑茶みたいな扱いなのかな?


あるコカ製品専門のショップでは、コカの成分を混ぜた生ビール、Cholaを売っていた。
珍しいので、一杯注文。
飲んだ瞬間はビールだけど、最後の方に口に残る味はコカ茶。
後味が口にまとわりつくような感じがして、ビールとしてはおいしいものではないかも。
ゆっくり味わっていると、お店のおじさんが「店の奥がコカ・ミュージアムになっているから飲みながら見ていいよ」と言ってくれた。
本当は入場料がかかるらしいけど、ビール代でいいとの事。
お言葉に甘えて中に入ると、今まで開発されたコカ関連加工食品がずらりと並んでいた。
そして、コカの歴史やコカにまつわるアート、コカインの作り方、中毒になるとどうなるか、などが説明・展示されていた。


ここまでコカ文化が発展していながら、コカ製品はコカイン同様に国内への持ち込みを禁止している国が多い。
日本でももちろん、禁止されている。
ペルーのコカ産業に携わっている人々にとっては、コカインとコカ製品は全く異なるもので、他国が持ち込みを禁止していることが納得できないという。
もしコカ製品の貿易が認められれば、大きな売り上げも期待できるという。
もし日本への輸入が認められたら…?
「マサイの戦士」や「ナタデココ」のように、一時的には珍しがられて流行るかもしれないけど、ロングセラーにはなり得ないだろう。
コカがなくても、日本には緑茶文化がある。
その土地で受け入れられているものは、受け入れられるだけの理由があるのだ。
コカ製品は、ペルーに行ったときに思う存分楽しめばいいと思う。
ありさ
FC2ノウハウ http://96happyjourney.blog112.fc2.com/blog-entry-347.html
関連ノウハウ

このノウハウを評価する

評価、コメントするにはサービスに登録してください。

サービス登録をする

コメントを見る

コメントするにはサービスに登録してください。

サービス登録をする

この記事を通報する

ノウハウを書く