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虹色の布に魅せられて 旅行


世界で最も標高が高い4,070mにある都市、ポトシへ。
標高が2,070mで春のような陽気だった首都のスクレから来ると、少し歩くと動悸がするし、肌寒い。
銀にしか興味がなかったスペイン人は、銀鉱脈が尽きると立ち去ってしまい、街は一度衰退したという。
19世紀末、錫(すず)が発掘されるようになり、街は活気を取り戻したが、
錫も現在はほぼ枯渇しているとのこと。
鉱物資源には恵まれた街だけど、鉱物は首都のスクレ経由でヨーロッパに運ばれ、
富は一部の支配者層に独占されたため、ポトシの住民は何の恩恵ももたらされなかったそうだ。
賑やかで華やかなスクレに比べ、ポトシの街は全体的に静かでさびれた印象だ。


市場へ行くと、チョリータさんたちでごった返していた。
チョリータとは、スペイン人とインディオの混血(メスティソ)のうちインディオの特徴が強い女性の愛称。
服装は、黒の山高帽、腰までの長い三つ編み、すそがふわふわと広がったスカート、
ショール、ヒールのないパンプスが特徴。


ペルーのチョリータさんのスカートはひだのない蛍光色が多かったけど、
ボリビアはひだが多く色は金や銀やショッキングピンク。
まるでお菓子の包装紙みたいな煌びやかな色のつるつるした生地でできたスカートを
ふわふわゆらしながら歩いている。
そして、ペルーでもボリビアでも、チョリータさん達の必須アイテムと言えば、虹色の布「アワヨ」。
サンタさんみたいに背中にたくさんの宝物を背負っている。
宝物は子どもだったり、商品だったり、買い物したばかりの食料品だったり。
行商人のチョリータさんは、好きな場所で布をぱっと広げ、そこがお店になる。
赤ちゃんを背負っていたチョリータさんは、赤ちゃんが泣き出すと、地面に布を広げてオムツを替える。
どのチョリータさんも、慣れた手つきで見事な布使い。
昔は日本も風呂敷をこんな風に使っていたのかもしれない。
アワヨもよくよく見てみると、柄や基色が違う。
そして、布の端はほつれないように、きれいにレースを縫い付けて処理してある。
お店で売っている布にはレースが付いていないので、レース付きのものがないかどうか聞いてみると、
レースは各家庭で自分で縫い付けるそうだ。
どうりで一人一人、レースの形が全然違うわけだ。
制服は既製品でも靴下でおしゃれするみたいに、
布は大量生産のものを買ってもレースはお気に入りを選んでおしゃれをしているのかもしれない。


虹色の布に囲まれていると、それが当たり前のように感じてしまうけど、日本ではなかなかない色使い。
日常に虹色をプラスしたいなと、お土産分もあわせて多めに買って日本に送ることにした。
虹色ベッドカバー、虹色タペストリー、虹色テーブルクロス、虹色カーテン、虹色マットレス…何にしようかな?
ありさ
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