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その後の中華鍋、フライパン。「鉄製鍋の使い方のコツ」 ホーム・ガーデニング

 以前、このブログでその再生を紹介した鉄製の中華鍋、フライパンのその後です。
以前書いたそれらの記事はこちら

中華鍋の再生
今度はフライパンを再生する

 現在、いずれも快調に使用できており、激しい焦げ付きもなく日々おいしい料理を作ってくれています。過去記事中でも書きましたが、あれ以来僕はテフロン加工系のフライパンは全く使用していません。というのも、使ってみると圧倒的に鉄製の方が上手く、そして美味く仕上がるからです。ま、自分の思い入れのせいかもしれませんが・・・。
 なお、継続的に使っていて焦げ付かせないためのコツが何点か思い当たったので、今回は書いてみたいと思います。
 まず、必須事項だなあと思ったことは、「油かえし」。(油ならし)熱した中華鍋やフライパンに、多めの油を入れて全体に回し、油をオイルポットなどに戻して調理に必要な油を再度入れてから調理するというものです。揚げ物などの油をオイルポットに入れて保存していれば、この油返しの作業はそんなに面倒でもありません。これをやると焦げ付きはほとんどなくなると言っても過言ではないかと思います。
 次に重要なのは火加減。特に薄目の鉄製鍋は温度が上がるのが早いので、強火がいいからとあまりにもガンガン長時間熱すると、逆に焦げ付く原因になるようです。中華料理店の様に鬼のような強火力で数十秒で調理をする場合は別ですが、家庭の火力では強火とはいえ、家族数人の食材を調理するような場合には、数十秒では調理は終わりません。この場合に強火のまま調理を続けると、鍋が必要以上に熱くなってしまい、これが焦げ付きを誘発する原因になるようです。よって、そのような場合は、調理に見合った時間に合わせて、中火などにするなど火力の調整をするのがいいようです。
 あと、食材を冷たいまま入れると、鍋肌にくっついてしまって焦げてしまうことも多いです。チャーハンの場合は電子レンジでご飯を温めたり、冷蔵庫に入っているものは調理の前に取り出しておいて室温に戻しておくといいようです。まあ、この事については前回の記事でも書いてますが・・・。
 なお、中華鍋を揚げ物に使ったりすると、油がこびりついてしまってその油が焦げるということがあります。そうなるとその焦げた部分に食材がくっつくたびにまた焦げるという繰り返しになってしまいますので、こんな時は、クレンザーや金属タワシなどでこすり落とし、再度油ならしを行います。(油ならしについては上記過去記事を参照下さい。)
 ちなみに、フライパンなどの焦げ付きを取る簡単な方法として、重曹を使うというのもあるようです。水を入れたフライパンなどに重曹を小さじ2杯ほど入れて数分煮立たせ、その後数時間置いておいて、たわしなどで洗浄するというものです。クレンザー&金属タワシでゴシゴシやるより全然楽です。なお、余談ですが重曹には、タッパーなどにこびりついた匂いを取る効果もあるようです。水を入れたタッパーに重曹を入れてガシガシと振り、数時間おいた後に洗うだけで、驚くほど匂いが取れます。一度お試しください。
 と、いう事で、若干面倒ではあるものの、それなりに面倒を見てやれば、すこぶるいい感じで使える鉄製中華鍋&フライパン。最初にいいものを買っておけば、時にちょっと時間をかけてきれいにすればまさに一生もの。料理もいい感じで仕上がり、鉄製鍋による調理で鉄分の補給もできますのでお勧めです。
 テフロンの持ちの悪さに腹立たしく思っている方や、旨い炒め物を食べたいという方に、強くお勧めする次第です。
 
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