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妖艶と気迫のダンス 旅行


イースター島は今日も快晴。
同じ宿の日本人4人で散歩に出る。
キャンプ場を出ようとするところで、何かがトコトコッと駆け寄ってきた。
宿の番犬君だ。
とりあえず、タロウと名付けて一緒にお散歩。
タロちゃんは私たちより少し先を自由に歩きながら、時々後ろを振り返り、私たちが付いて来ているか確認する。
お散歩が大好きなようで、とっても嬉しそう。
勝手に付けた名前なのに、「タロウ」と呼ぶとくるりと振り返る。
暑いからよだれを垂らしながら、近所の番犬たちと喧嘩しながら、嬉しそうにトコトコ付いてくる。
私たちがお店に入ると、店の前でちゃんと待っているおりこうさん。


行く宛てもなく街中をぶらぶらしていると、ボディーペインティングをしているのを目撃。
土色に下塗りされた身体に、黄土色で絵が描かれていく。
見本も下絵もなしに、慣れた手つきで見事な模様が出来上がる。
衣装は鶏の羽と藁のようなものを纏っただけのシンプルなもの。


聞いてみると、今夜のダンスショーの準備だと言う。
「ぜひ見に来て」と割引券を渡される。
島のダンスには興味があったので、今晩皆で行ってみようと話し合う。


海のほうから宿に帰ろうと、一旦海へ。
そこには初めて身近で見る巨大なモアイが立っていた。
面長な顔、堀の深い目、高い鼻、一文字に閉じた唇、長い耳、しゃくれた顎、太い首、広い胸板。
かつてイースター島で理想とされた威厳ある男性像なのだろうか。
海からの攻撃からは俺が守ると言わんばかりに潮風を受けながら堂々と立っていた。


近くのビーチでは、サーファーやボディーボーダーが波乗りを楽しんでいる。
この明るくのんびりとした海辺の雰囲気に、身体がどんどん解放されていく。


かなり暑くなってきたので、海辺のジェラート屋さんでベリーフレイバーのジェラートを注文。
ベリーの粒粒が入っていて適度に甘酸っぱくて、うまうま〜。


しかも、ジェラート屋さんのお姉さん達がキュートでセクシーで、
それだけでジェラートを食べてない男性陣(といっても二人だけど)もお腹いっぱいの様子。
本当に、この島には美人が多い。
若い人達もきれいだけど、特に子どもを生んだばかりの女性はとっても美しいと思う。
到着日に売店で出会った幼子を連れたお母さんの、微笑を浮かべた満ち足りた表情を私はきっと忘れられない。
一度宿に戻り、夜、再びダンスを観に街へ繰り出す。
昼間ボディーペイントをしていた場所の近くが会場だと思い込んで行ってみると、
会場は全然違う場所であることが発覚し、急ぎ足で探しながら海沿いの会場へ。
30分くらい遅れて会場に到着すると、ショーはまだ始まっていなかったので一安心。
ショーの前は観客も顔にペインティングをしてもらえるので、行列ができていた。


会場が一瞬静かになり、いよいよ開演。
歌声と共に一人の男性ダンサーが舞台に踊り出る。
一人とは思えないほどの迫力。
そして袖で待機していた他のダンサー達も加わり、大声で発声しながら舞台を踏み鳴らす。
音が会場中に反響し、舞台がどんどん大きくなって目前に迫ってくるかのようだ。
衣装はイースター島固有のものだけど、ダンスはニュージーランドで観た先住民マオリのダンスマオリのダンスにとてもよく似ている。
筋力、跳躍力、力強さ、声の太さを見せ付けられるダンスだ。

次は後ろで待機していた女性達のダンス。
ハワイで観たフラダンスにとても似ているけど、フラを観ると自然への畏敬をメインに感じるのに対し、
こちらは女性の丸み、女らしさが前面に出ていた。
大勢のダンサーがいる中でも、特にセンターで踊っていた写真の女性の妖艶さにはうっとり。
きっと会場中の観客があの流し目にドキドキしていたことだろう。
優雅そうに見えるダンスだけど、実際に踊ってみるとリズムに合わせた腰の細かな動きがかなり難しそうだ。
終盤はどのダンサーも背中にうっすら汗を浮かべていた。
女性の妖艶さと男性の気迫が混ざり合って、興奮のうちに舞台は幕を閉じた。
ダンスを観て、イースター島における理想の女性像、男性像がわかった気がする。
イースター島には4つのダンスグループがあるそうだが、
私たちが観たのは「MAORI TUPUNA」というグループ。
旅人の間では「カリカリ」というグループが有名だけど、
昼間ペインティングの現場に出くわしたのも何かの縁だから、こちらを観ることにしたのだ。
後で聞いた話では、カリカリは「ショーとして魅せる」ことに重点をおいていて、
ダンスはポリネシアン・ダンスがメインだそう。
一方、MAORI TUPUNAは、イースター島古来のダンスがメインだそうだ。
両方観ていないので双方の違いについては何とも言えないけど、
イースター島に行ったら是非是非、ダンス鑑賞をお勧めしたい。
ありさ
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