電車でつり革を持たずに立つコツ その他

すし詰め状態とはいかないまでも割と混雑した電車の中で
つり革やポールなど体を固定する箇所がないときに体勢を保つコツをお教えしましょう。

まず、進行方向を向いて立ちます。
そして、「靴底が地面に接している」ことと、「腰に支点(中心点)がある」ということだけを意識して
(あくまでも「意識する」だけで力は入れないように)足首、ひざ、股関節の力を抜いてください。
同様に上半身の力も抜きます。

電車の揺れに対して、筋肉に力を入れることで抵抗するのではなく、
衝撃を関節で吸収するような感じで揺れに体を任せます。

決して体をこわばらせてはいけません。
大地に根を下ろした木が風に揺らぐようなイメージで。

急ブレーキにはさすがに対応しきれませんが、
通常走行中の揺れならばこれでつり革を持たずともバランスを保つことができます。

健康にもいいのでぜひお試しくださいませ。