アルミホイルを使った、台所と排水口のぬめり予防 ホーム・ガーデニング

このページでは、アルミホイルを使った、台所と排水口のぬめり予防についてご紹介しています。



台所は、毎日使う場所ですし、食べ物を扱うところだから、いつも清潔にしておきたいですよね。ところが、台所のお掃除の中でも、やっかいなのが排水口のお掃除です。

 ちょっと放っておくとぬるぬるの”ぬめり”が出てきますし、いやな臭いもしてきます。とくに夏場は早めにナントカしないと、たいへんです。

 今回は、台所のいやな臭いの元、排水口の”ぬめり”の簡単予防法をご紹介します。


 まず、”ぬめり”の出た排水口をキレイにしましょう。

 方法は、ぬるま湯にキッチンハイターを30ccほど溶かして、トラップや三角コーナーなどを浸け置きにします。もし細かい網目に汚れが残っているときには、使い古しの歯ブラシを使うと簡単に落ちます。

 排水口がキレイになったら、次は”ぬめり”予防です。”ぬめり”の予防には、どこのおうちにも必ずある、”アルミホイル”を使います。

 アルミホイルは、使い古しでかまいません。丸めてピンポン球くらいの大きさにします。あまり、ぎゅうぎゅうに丸めないで、ふんわりと丸めたほうが効果的です。

 丸めたアルミホイルを、排水口のトラップカゴ(ゴミが溜まるカゴですね)に3つか4つ放り込んでおきます。

 これで、排水口の”ぬめり”は、かなり少なくなります。臭いも少なくなって、お掃除もしやすくなります。

 アルミホイルが、ぬめり予防に効果的な理由

 では、なぜアルミホイルで”ぬめり”を抑えることができるのかを、かんたんにご紹介しておきましょう。

 ”ぬめり”とは、簡単に言えば、野菜くずやお料理の残りもののカスや”だし汁”をエサにして繁殖する、細菌やバクテリア、カビなどの微生物のかたまりです。

 その微生物と、微生物が増殖する際に出す排泄物の集まったものが”ぬめり”です。

 ”ぬめり”を予防するいちばんの方法は、細菌が繁殖できなくすること。これがいちばんです。

 つまり、台所を使わない、これがいちばんです。長く空き家になって誰も使わなくなった台所の排水口には、ぬめりなんか発生しません。

 もちろん、そんなことはできませんよね。それでは、細菌が嫌うものを排水口に置いてみたらどうでしょうか?

 細菌が嫌うもの。それが、”アルミホイル”なのです。正確には、アルミホイルの出す金属イオンを細菌は嫌うのです。

 アルミホイルなどのような金属は、水に触れると金属イオンを発生します。細菌の多くはこの金属イオンを嫌います。排水口のトラップに十円玉を置いておくと、”ぬめり”ができにくくなるのと同じ原理です。

 金属イオンは、水に接している表面積が多いほどたくさん出ます。だから、十円玉よりも、アルミホイルの方がより効果的です。

 アルミホイルを丸めるときに、あまりぎゅうぎゅうに丸めない方が効果的、と言ったのは、できるだけ表面積を広くするためだったわけです。

 もちろん、アルミホイルは新品でなくてもかまいません。ふだんから、使い古しのアルミホイルを取っておくと、経済的です。

 台所の”ぬめり取り”剤の多くには、”塩化イソシアヌール酸”という成分が含まれていて、効果がとても高いかわりに、注意書きにもありますが、お酢や漂白剤などと混ざると、塩素ガスが発生します。

 アルミホイルなら、そんな心配はいりません。

 お台所を清潔に保つ基本は、こまめなお掃除にありますから、アルミホイルを使ったからといって、排水口のお掃除が要らなくなるというわけではありませんが、ぐっとお掃除は楽になります。

 ぜひ、お試しください。

 今回は、アルミホイルを使った、台所と排水口のぬめり予防についてご紹介してみました。


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