料理旅館での観光客リピーターを増やす方法 旅行

以前に私のブログで書いた記事を抜粋して投稿いたします。
今、現在私は 北陸 石川県の某温泉旅館で調理師として働いております。
仲居さんのお仕事でもある お客様へのお料理の配膳等もお手伝いすることが
有ります。 いま 私が働いていて 純粋にこういった事をお客様に提供すれば
いいのになぁ… と思ったことを書いています。
旅館の女将さんや旅館関係者の方に見て頂きたい内容です。

今、勤めている旅館も含めて 料理に対する試行錯誤は 観光客をおもてなしする為には
絶対に必須不可欠の条件だと思います。
特に、おもてなし料理の大半が【コース料理】が多い中 作る側の厨房は セクション別に
人が分かれて 調理を担当する。 ①②③④と順番に料理を出す。

ただ、イレギュラーの単発注文には、めっぽう弱い…
宿泊観光客が多くて、忙しい時
『申し訳ございません あいにく材料を切らしておりまして…』 などと仲居さん伝いに
お客様にお詫びしているシーンを見ることも しばしば…(汗
コース料理では 単発注文などあまり対応しない? ほとんど対応をしない旅館も有るだろう。
メニューや≪おしながき≫に単発注文可と書いている場合以外は お客様からコース料理以外の
お料理のおもてなしは しなくてもいいの?
僕はここに、スッキリしない盲点を感じて、ずっと考えていました…。
そして、ひとつの結論に辿り着きました
それは、メニューには無い おしながきにも書いていない…

事前にお客様には、知らせていない お料理のおもてなし♪

横文字で言うと『

サプライズ』ってやつですね^^/
自分がされると嬉しい事 また来ようって思ってもらえるには小さな感動でもいいから
『他には無い』サービスを形に出来れば 必ず喜んでもらえると思う!
そこで、僕が先ず思った出来ることから… とは
無理をせず 最初のチャレンジは
コース料理の最後に デザート的に出せる料理
お客様がお部屋にチェックインした際に お部屋にお茶と一緒にお出しできる物
お客様が、お帰りのお見送りに『一言を添えて』お渡しできる物
ちょっとした『お心遣い』は、必ず評判、クチコミレビューで お客様が宣伝してくれます!
日本旅館の『和』文化と、『和食』をベースにした物…
私がオススメするのは 和菓子を手作りで作って無償で提供する。
それほど費用的には掛からないものだと思います。
訳の分からないネット広告費や宣伝費に費用を費やすよりも より効果的だと私は思います。
料理旅館では、主に和食ベースの旅館が多いと思いますが、中華でも洋食でもフレンチでも
デザートのカテゴリは付帯して必ず有りますので 和菓子に限らず サプライズの考え方は
引用できると思います。
集客マーケティングに共通する概念は 『USP=売り』 独自のサービス オンリーワン戦略等
私は、耳にした事が有ります。
具体的には 和菓子であれば『○○○饅頭』等 旅館名の焼印を入れる等 オリジナル感を出す事も
少し手間は掛かるかもしれませんが、アピール度はアップして おもしろいのではないかと思います
これから 私自身も 今、勤めている旅館で 社長や厨房の料理長にも提案していこうと思っています。
まごころのサービスを打ち出して お客様の喜ぶ顔を見て 仕事の励みに出来るのは 旅館業の醍醐味だと私は思います。
日本全国の旅館業を営む経営者様 関係者の方々に少しでも この投稿が目に止まって
何かの参考にして頂ければ幸いです m(_ _)m
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