明晰夢を見る方法 その他

☆明晰夢とは
普通、夢の中では、どんなに荒唐無稽な事であってもそれが異常だと気がつかないものです。例えば、目が3つあるお姉さんが出てきても、変だと思わない。
起きてから、あ・・・あれは夢だったんだ、となります。
しかし、明晰夢では、夢の中で「今自分は夢を見ている」とはっきりと自覚しています。夢だと分かっているので、怖いものを遠ざけたり、空を飛んだり、好きな食べ物を出したりして、夢の中を自由に遊ぶ事が可能になります。
夢の中で触れるものはとてもリアルな感覚を伴います。
☆明晰夢を見られる人の特徴など
明晰夢が見られるよ!という方は、子供の頃から見る事ができる方が多いような気がします。
私も、子供の頃の夢は殆ど全て自覚を伴う夢で「あ・・・そういえば今日早起きしなきゃいけないんだった!夢なんか呑気に見てる場合じゃない!」と夢を抜け出した事があります。
「夢」というのは自覚を伴うのが普通だと思っていましたが、大人や友達に聞くと、そうではない事が分かってきました。夢の世界は普通自覚ができないらしい・・・
それを知ってから、また自分が大人になるにつれて、明晰夢を見る頻度が少し減ったような気がします。
・明晰夢の見やすい人はこんな人(例外あり)
 子供>大人
 生活にゆとり・時間がある人>忙しい人
 現在抱えてる悩みが少ない人>悩みを多く抱えてる人
☆明晰夢を見る方法
今まで、夢を夢だと自覚した事のない人が、いきなりリアルな明晰夢を見るのは難しいかもしれません。
が、いくつか練習方法はあります。
・夢日記をつける
毎日、メモ程度でいいので、夢の内容を書きだし、夢を思い出すようにします。
・面白い夢を見たら、誰かに話す
これも夢日記と同じような感じだと思いますが、人に話すには内容を整理しないといけないので、夢を思い出すのには良いです。
・夢か現実か確かめる
いまここは夢か?現実か?と時々手でも見ながら考えるようにします。
そのようなくせをつけると
夢の中で「夢か?現実か?・・・あ、指が6本・・・こりゃ夢だ」となります。
・眠る前にイメージトレーニングを取り入れる
自立訓練法などを取り入れたり、体を深くリラックスさせたり、瞑想してみたりなど、「これから眠って夢を見るぞ~」と準備しておく。
・わざと金縛りに遭う?
たまに「金縛りに遭った!怖い!」という方がみえますが、大きなチャンスです。
それは体が眠って脳は起きてる状態です。
金縛りだと変なものが見えるかもしれませんが、それは夢の一部です。また、金縛り中は体が鉛のように重いと思いますが、体が寝てるんですからそれは当たり前。落ち着いて、そのまま何かイメージしてみて下さい。
体を回転させて抜け出すようなイメージをすると、幽体離脱みたいな形で夢に入る人もいます。
・すぐに明晰夢を見られなくても、あきらめない
明晰じゃなくても、夢を楽しむのが大事です。
そのうち、悪夢も楽しめるようになってくるようになると思いますが、それくらいになってくればもうすぐです。
さて、明晰夢に入れるようになったら、次は遊んでみましょう。
関連ノート「明晰夢の中で遊ぶ方法」をご覧ください。