鉢植えの植物を、元気にする方法 ホーム・ガーデニング



調子の悪い鉢植えの植物は「根づまり」が多い


 葉の色が悪い、ぐったりして枯れそう。
 水がサッと染み込まない。
 殆どの鉢植えの植物は、2〜3年でこうなると思います。
 これは根づまりを起こしています。植替えが必要です。
 鉢の中で根が少しづつ伸びて、土と根でパンパンになり窒息している様なものです。

植替えとは、土を新しくし根に余裕を持たせる事


 別の大きな鉢に替えても良いですが、そうするとどんどん大きくなってしまいます。
 そこで、
 ①鉢を割らないように、引き抜く。
 ②根と土の塊をノコで縦も横も、半分くらいに切り落す
 ③鉢の底にネットか石を置き、新しい土を少し入れる。
 ④根を小さくした植物を入れる。
 ⑤位置や植付けの角度を調整し、隙間に新しい土を入れる。
 ⑥水をたっぷりやる。
と、鉢は替えずに根を切り詰めて新しい根が新しい土に伸びていける様にします。
株が増えるものは、株を減らします。別の鉢に植えるとどんどん増えてしまいます。
根を切るのは、私は金ノコを使っています。刃を替えられるので土ごと切っています。
土は、赤玉土、鹿沼土、腐葉土で十分ですが、新しい土にする事。
根が伸びる余地を作ってあげるだけです。
細かくはネット等で調べて下さい。大抵はこれで十分だと思います。
剪定も必要。伸び放題にしていると大きくて手に負えなくなります。
成長するので、同じ大きさを保つには剪定必須です。
切っても大抵脇芽が出てきます。枯れる事はあまり無いと思います。

ただし、残念ですが
植物は買ってきた時が樹形、樹勢が最高で、段々悪くなる。(母親談)