恋愛のセオリー その他

こんにちは。
『失恋してしまった』
『復縁したい』
『恋愛相談したい』
いままさにこう思っている女性へ向けて。

『失恋の傷が深く、毎日辛い』
『忘れられたら楽なのに』
『嫌いになれたら良いのに、嫌いになれない』
失恋直後や、引きずるひとなら失恋後数年は、このような心境だと思います。

いろんな恋愛相談記事をどんなに読み込んでも、気持ちの整理をするのは難しいですね。
そのお手伝いができればと、いろんな恋愛相談記事を読み自分なりに解釈したことをお伝えします。

1. 恋愛相談におけるアンサーの矛盾
2. 悲しいという気持ちを我慢しない
3. かわいくいさえすれば、すべてはうまくいく

「復縁を全力で目指せ」「諦めるな」と、「そんな男は早く忘れろ」「つぎを探せ」が、おなじアドバイザーの口から出ていることに気づいていますか?
すこし意地悪な解釈をすれば、『商売なのだから顧客を維持するために、復縁を頑張れ、と言うのは当然であり、また、その手が使えなくなったときに、つぎを探せ、と言っているのではないか』と受け取ることもできます。

インターネットで恋愛の記事を検索すると、ものすごい数のアドバイス記事が存在しています。
そのどれも、まったくおなじことは書いていません。
ある記事には「押せ押せ」と書いてあって、またある記事には「引いてみろ」と書いてあるのです。
しかもどの記事も、読んでみれば、なるほど、と思える内容です。
どれが正しいのかわからなくなります。
このような、恋愛相談におけるアンサーの矛盾はよく見られます。

てんでばらばらなことが書いてある、とはじめは思ったのですが、じつのところ本質的にはおなじことが書いてあることに気づきました。
それは『一途でありなさい、そして相手を信頼せよ』です。

失恋したのに、あなたはまだ彼が好きですね?
それで良いのです。
しかし執着は捨てなければなりません。
執着を捨てるというのは、彼が再び向き合ってくれることを一途に信じるということです。
彼を好きという気持ちがあるかぎり、つぎを探せと言われても不可能ですよね?
そんな気になれませんよね?
それがふつうです。

彼のことを忘れられないあいだは、彼のことをまだ好きなあいだは、無理に現状を変えようとしないでください。
無理に復縁を迫ったり、無理に彼を忘れようとしたり、無理に新しい彼氏を作ろうとしたり…これらのことをすると心がへとへとになってしまいます。
失恋して悲しい、どうしようもなく気持ちが落ち着かない、失恋とはそういうものですね。

彼ともう一度話し合いたい、そう思っているなら、彼へは「一途に待ちます」ということを示し、示したあとは彼を信じて待ちます。
どちらにせよ決定権は彼にあるのだから、彼の結論が良いものであると信じて待つことしかできない、そうではありませんか?

彼に新しい彼女ができているなら、ひどい裏切りと感じますよね。
嫉妬に狂いそうですよね。
しかし、いったんは受け入れてください。
辛いですが、一度で良いので現状を丁寧に受け入れてみてください。
あなたがそんなに悲しいのは、彼と居られてとても楽しくて、彼のことが大好きになったからですね?
たくさんの時間を彼と共有してきましたね?
あなただけではなく、彼も消失感に襲われています。
一度は互いに心の通じ合った相手、いつものパートナーが居ないというのは違和感を生じさせるものです。

それに、もしかしたら、彼に失恋を告げさせてしまった原因の一端はあなたにもありませんか?
彼も傷ついていたのかもしれません。
失恋直後の、怒りと悲しみとでいっぱいになった状態では、彼の気持ちを思いやることができません。
だから、一度現実と向き合うことが大切なのです。

結局のところ、悲しいのは彼のことを本当に好きだからです。
裏切られたと感じるのは、彼のことを信じていたからです。

失恋したからといって恋愛をやめてしまう必要はありません。
彼に片思いでも良いではありませんか?
また両思いになれるように一途でいましょう。
そして彼の決断を信じます。
信じて待ち、それがどんな決断であっても受け入れましょう。
受け入れて諦めろ、と言っているのではありません。
彼の気持ちとしてきちんと受け止め、そのうえでまだ彼を好きなら一途に片思いをします。
どうせ好きなのですから、あがいても仕方ありません。

そんなの無理、そう思いましたか?
もちろん楽なことではありません。
とても辛いです。
受け入れたら、心が壊れてしまいそう、そう思って当然です。
一切連絡も取れないのに片思いだなんで不可能だ、そう思いますか?
辛い、悲しい、という気持ちを我慢しないでください。
存分に悲しんでください。
悲しみから逃れたい気持ちでいっぱいですね?
でも、まだまだ悲しみを噛み締めてください。
「彼とよりを戻せさえすれば、悲しみから開放されるのに」などという甘い考えが起きないくらいにきちんと悲しんでください。
彼のことを好きなんですから、身を裂かれるように悲しいのは正しい状態です。
自分でも信じられないくらいこんなに彼のことを好きだったんだ、と思えたなら、あなたはもう一途な気持ちを持っています。

彼はあなたと居て本当に楽しかったことでしょう。
彼はあなたのことをずっと覚えていて、ときどきふと思い出します。
声が似てる子、後ろ姿が似てる子、あの店には二人で行ったことがある、など、ふいにあなたの記憶がよみがえるのです。
けんかもしたけど好きだったな、と漠然と思います。
そのときに「振ったのに、まだ好きでいてくれる一途な子」と彼が思えるかどうかが大切です。

一途はかわいいですが、しつこいのはだめです。
彼を信頼していたら、しつこくする必要はないはずです。
だから一途に彼を信じていたら、自動的に、彼にはあなたがかわいく見えます。

こんなに悲しいのだから、この状態が何年もつづくかもしれませんね。
そのあいだにもしかしたら彼以外の別の人があなたを好きと言ってくれるかもしれません。
片思いしているのだから、第三者から見てもあなたはかわいく魅力的です。
そのときは、存分に彼とその人とを比べてください。
きちんと比べたうえで、決めてください。
もちろん、損得勘定で比較しろ、という意味ではありませんよ。
ひとりの人をこんなに思いつづけられるあなたなら、きっと相手の気持ちを考えた結論を出せるはずです。

どうしたらよいかわからなくなったら、あなたがかわいくなる選択をするようにしてください。
単純でいいのです。
あなたがかわいくいられる相手、かわいくいられる言葉、かわいくいられる行動…。
あなたがかわいくいさえすれば、すべてはうまくいくのです。

まとまりのない長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
恋愛のセオリーは、見落としがちですが非常にシンプルです。
一途に信じていれば相手にとって勝手にかわいくなる、その過程を説明しようとすると諦めるなと諦めろといった真逆のアドバイスを同系列で語ることになってしまう。
そういうことだと思います。
辛い時期を過ごされているかたの心がすこしでも軽くなればと思い、私なりの解釈を書きました。
なにかありましたらコメントでお伝えください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。