折り畳み自転車をもっとコンパクトにする方法 車

エコな乗り物として自転車人気が高まり、車に自転車を積んで、
出かけた先でサイクリングをする人が増えているようです。
 
そんな時に重宝するのが「折り畳み自転車」ですが、


折り畳み自転車といえども、それなりに大きさもあり、
ハンドルがひかかってしまって車には乗せられなかったりします。
これを解消する方法として、確実な対処法があります。
それは、折り畳み自転車の「ショートハンドル化」です。
 
 

折り畳み自転車ショートハンドル化

1)
まず初めにハンドルのグリップを取り外します。
引っ張って抜ける場合はそのまま引き抜き、固くて抜けない時や
グリップを交換する場合は、カッターなどで切れ込みを入れて外します。


2)
そしてハンドルの端から3~4cmくらいのところにマジックかテープで印を付け、
ディスクグラインダーでその部分を切り落とします。


 
ディスクグラインダーは、以前に投稿しました
「車のジャッキポイントを潰さずにジャッキを使えるようにする加工法」
http://a.know-how.fc2.com/ja/5337/
でも紹介しましたが、
ホームセンターなどで2000円代で購入することができます。


(ディスクは「金属切断用」のディスクをセットします。)
切断の際は、ハンドルをしっかり押さえて、グラインダーの
 跳ね返りにご注意下さい。作業用ゴーグルも必ず着用して下さい。
 
3)
切断ができたら切り口をグラインダー(研磨用ディスク)かヤスリで整え、
取り外したグリップまたは新しいグリップを装着します。
グリップ内側に少し水をつけておくとスムーズに入りやすくなります。


最後はカナズチ等でコンコンと押し込むと、しっかり入ります。
  
あとはブレーキレバーなどの位置を調整して完成です!


これで、邪魔だったハンドルの幅がかなり縮小され、
車にも非常に積み込みやすくなります。
(4cmカットした場合は左右合計8cmのショートハンドル化となります。)
 
これくらいのカットは運転にはほとんど支障ありませんし、
狭い場所もスイスイすり抜けられるようになり、一石二鳥です。
 
この「ショートハンドル化」で、私の車にはリアのわずかなスペースに
2台の折り畳み自転車が積めるようになりました。


もちろん普通の自転車にも「ショートハンドル化」は有効です。
 
このちょっとした長さの差が、積めるかどうかの境い目になる場合もありますので、
自転車が積めなくて困っている方は是非お試しください。