お店で美味しいものを買う方法
買い物と言う行為は、儲けたいお店と得したい客で、根本的に利害の対立のようなものがあるらしいです。そうした事もあってか、ずっと私は基本的に売り手の言うことを信じないようにしていたように思います。
スーパーのPOPなども、ほとんど見てなかった気がします。
POPにおいしいと書いてあるとおいしい
しかしある日業務スーパーで、カツオのタタキに「焼津産おいしい」と表示してあったので買ってみると確かに美味しく驚きました。過去にもどこかのスーパーで、「自家製朝焼き」と書いてあったタタキが、美味しかった事も思い出しました。
これらは、本場の高知で食べたり、タタキのイベントで食べた物よりおいいく感じたのです。
具体的になぜ美味しいのかは、正直分かりません。カツオの種類とか管理とか焼き方とかに理由があるのかも知れません。
タタキにこだわりがある訳ではないので 、高知やイベントで食べたのが何月で、旬だったのかどうかすらもわからないのです。
そんな素人に対して、商品を知り尽くしている店主やバイヤーさんが、クレームになるかも知れないのにわざわざ美味しいと書くと言うのは余程の自信があるのだと思います。
私は今回のこのタタキで、お店がおいしいと表示しているものは、本当においしいと思うようになりました。
こんな当たり前の事に気付くのに55年もかかったのかとも思いますが、人生の反省も込めてこれからは美味しいと言う表示を見かけたら必ず買ってみようと思っています。
すすめてくれたカレーパンが美味しかった
旅行先で、あまり流行ってなさそうな小さなパン屋さんでどれにしようか迷っていました。
お店のおばちゃんが、遠慮がちにこれカレーパンですと小さな声で言うので買ってみると美味しかった。
久しぶりに揚げパンの生地の得も言えぬ弾力を感じ、幸せでした。おばちゃんは、食べてみて欲しかったのだと思います。
最近はおすすめがあれば、信じて買ってみたほうが良いのではないかと思っています。