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?カキ氷頭痛? 健康

暑い日には、無性にカキ氷が食べたくなりますよね。

ヤッズ★もカキ氷は大好きなのですが、食べると頭がキーンとするあの痛みがとても嫌なので、食べるのを躊躇してしまう時があります。
本当に頭の芯から激痛が走り、痛みで床を転げまわる程です(笑)。


■九州名物のカキ氷「白熊」 もうすっかり有名ですね

あの頭痛を「カキ氷頭痛」とか「アイスクリーム頭痛」というそうですね。

巷では、正式名称を「冷たいものの摂取または冷気刺激による頭痛」というとのことですが、ヤッズ★が調べた範囲では、

一次性頭痛
 4.器質的病変を伴わない各種の頭痛
  4.3 寒冷刺激による頭痛
  ? 外因性寒冷刺激による頭痛
  ? 冷たいものの摂取による頭痛 (←此処です)

と一応正しかったのですが、これは1988年版の「国際頭痛分類第1版(1988年発表)」による古い分類です。

現在の「国際頭痛分類第2版(2004年発表)」による分類法では、

 第1部 一次性頭痛
  1. 片頭痛
  2. 緊張型頭痛
  3. 群発頭痛 とその他の三叉神経・自律神経性頭痛 (←此処です)
  4. その他の一次性頭痛
  ・・・・(以下略)・・・・

この一次性頭痛の中の3.三叉神経性頭痛に分類される頭痛なのです。
まあ、こんなことはどうでもいいのですが............。


■夏の伊勢の風物詩「赤福氷」 中に赤福が入ってます。

では、この痛みはどうして起きるのでしょうか?

これは本当に頭が痛くなっているのではなく、痛くなっているように感じているだけだったのです。

カキ氷を一気に食べると、口の中が急激に冷やされます。
すると、冷たさが上あごや副鼻腔などの粘膜の血管を収縮させます。
そして、その刺激が「三叉神経」を通じて脳に伝わると、脳膜の血管が一気に収縮し、プロスタグランジンなどの物質が出て、痛みの受容器が刺激されることで、頭全体が重いとか痛い感じになるのです。

尚、このように口が冷えているのにも関わらず、頭など別な場所で感じる痛みのことを「関連痛」といい、神経系統が一種の混乱を起こしている現象なのです。

ところで、このカキ氷頭痛を回避する方法はないのでしょうか?

それは、なるべく咽頭(=口腔と食道の中間)にカキ氷が触れないように少しずつ、ゆっくり食べるればいいそうです。

ヤッズ★もやって見ましたが、ちっともおいしくないし、あの頭痛がないので物足りないです。実はヤッズ★は、案外、あの頭痛が好きだったのではないか、今、しみじみ思いました。


■台湾名物「マンゴーカキ氷」

引用元URL:http://aioi.blog6.fc2.com/blog-entry-78.html

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