ノウハウ

結婚式のスピーチで失敗しない方法を紹介。
今回は、新郎の立場を考えたマナーです。

新郎の立場を考える

男女同権、共働きが時代の主流とはいえ、男性の本分は仕事。でも、世の中には色々なお立場の方がいらっしゃいます。
例えば、キャリアウーマンの女性と結婚される方。この様な男性に対し、ことさらに「しっかり者の奥さんでよかったですね」などと変に強調した表現を使ってしまうと、新郎は笑顔の奥で、苦虫をかみつぶしているといったことにもなりかねません。
現在、失業中の方。資格試験を目指して、パート等で生計を立てておられる方に対しても細心の心遣いが必要です。基本的には「その事については触れない」のが無難。ご本人についてのお人柄紹介や、昔のエピソードの中に「がんばれ」のメッセージを盛り込めば、あなたの思いは十分に伝わります。

原稿のチェック

スピーチの相手は、新郎や新婦であっても、ご親族や職場の上司がそれを聞かれたときにどの様な印象を持たれるのか？　この思いに立てば、「失言」や「褒め殺し」をしてしまうリスクは格段に減らすことができます。自分で書いた文章はどうしても、ひいき目に見てしまうもの。原稿が仕上がったら、家族や友人などにチェックしてもらうとよいでしょう。
仕事においてもそうですが、結果は「事前の準備」で八割方決まります。「誠実にまさる作戦なし」このことを心に置いた上で、結婚式本番に臨んでくださいね。