ノウハウ

Apple Support Discussionsで神が降臨しました。
それを噛み砕いて説明します。
注意）　システムのレジストリやアプリケーションの起動に必要なリソースを操作します。
場合によってはシステムが立ち上がらなくなる可能性があります。
システムに重大な不具合が生じ、重要なデータが無くなった場合でも私の方では一切の責任は負えません。ご了承ください。また、本件に関して、Apple社、Microsoft社への問い合わせはお控えください。

必要なもの
圧縮ファイル解凍ツール（zip形式を解凍できるもの）
iTunes 9.0 x64
iTunes 8.2 x64
Orca
(Microsoft Server 2003 SP1 Platform SDK をインストールすると、さらにインストーラが\Microsoft SDK\Bin にできます。それをインストールします。詳しくはこちら。

手順
1. まず、Orcaが使えるように、上記のMicrosoft Support Online を参照して、Microsoft Server 2003 SP1 Platform SDK をインストールします。さらに、Orcaをインストールします。　Orcaの起動は、対象の.msi ファイルを右クリックすると、コンテキストメニューに出てきます。
2. iTunes 9.0 x64 （iTunesSetup64.exe）　をダウンロードし、 Unzip します。
3. AppleMobileDeviceSupport64.msi を右クリックし、Orcaで開きます。
4. LaunchCondition テーブルを DropTable します。
5. そのひとつ上の、InstallUISequence を開き、Actionの部分からLaunchConditions をDrop Rowします。
6. Save します。
7. iTunes64.msi をOrcaで開きます。
8. LaunchCondition テーブルを DropTable します。
9. そのひとつ上の、InstallUISequence を開き、Actionの部分からLaunchConditions をDrop Rowします。
10. ServiceControl 、ServiceInstall テーブルをDrop Tableします。
11. Save します。
12. 次の順序でインストールします。
- AppleApplicationSupport.msi
- AppleMobileDeviceSupport64.msi
- iTunes64.msi
（QuickTime をインストールしていない場合、先にしておくとよいでしょう）
エラーがいくつか出ると思いますが、我慢してOK牧場。
この段階では、まだiPodを認識してくれません。


ふぅ。　一息つきましょう。　（ ＾ω＾）つ旦~~

さぁ、セカンドステージ。

13. iTune8 の x64 版をダウンロードし、Unzipします。 iTunes 9.0 とごっちゃにならないよう、別のフォルダで以下の作業を行ってください。
14. iTunes64.msi をOrcaで開きます。
15. LaunchCondition テーブルを DropTable します。
16. そのひとつ上の、InstallUISequence を開き、Actionの部分からLaunchConditions をDrop Rowします。
17. ServiceControl 、ServiceInstall テーブルをDrop Tableします。
18. Save します。
19. Program Files、　Program Files (x86) にある、iPodディレクトリを削除します。
20. regedit を開き、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iPod Service　を削除します。
21. システムを再起動させます。

もうちょっとです！　一息つきましょう。　（ ＾ω＾）つ旦~~


サードステージに突入。

22. 再起動したら、13～18 でモディファイしたiTunes 8 x64 をインストールします。（iTunes 9 x64 はアンインストールしてはいけません！　また、iTunes8 は起動させないでください！）
23. Program Files (x86) にある、iPodディレクトリを、どこかに移動させます。（これは後で使用します）
24. regedit を開き、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iPod Service　をエクスポートして、保存します。（これも後で使用します）
25. iTunes8 x64 を、プログラムの追加と削除　からアンインストールします。どちらが8なのかは、使用頻度が高いか低いか　で判断してください。
26. iTunes9 x64 を、 プログラムの追加と削除　から　変更→修復　を選択し、修復させます。
27. 23 で保存しておいた iPod ディレクトリを、Program Files (x86)　にコピーします。
28. 24 で保存しておいたレジストリのエクスポートファイルをダブルクリックし、レジストリに登録します。
29. ファイル名を指定して実行　から、msconfig を起動させます。
30. スタートアップ　タブ　の中の、 iTunesHelper のチェックをはずし、スタートアップさせないようにします。
31. 再起動します。
32. メッセージが出たら、チェックボックスにチェックを入れて、OKします。

さぁ、これでインストールは完了！
あとはiPodを接続して、楽しむがよい！

2009.10.11 追記
手順17は　不要です。すみません。