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カスタムオーディオラック その他

自作のオーディオラック(幅100cm×奥行き48cm×高さ60cm)を紹介します。
購入予定のブルーレイレコーダーを納めるスペースがそれまで使っていたラックにないということが自作のきっかけとなりました。
・プリメインは25年程前に購入したもので重量は23?と結構重いためしっかりしたものにしたい。
・全てのオーディオ機器と購入予定のブルーレイレコーダーをできるだけコンパクトに収めたい。
・ケーブル類をスムーズに引き回したい。
・レコードプレイヤーを内部に収納したい。
・内部への振動、埃の侵入を極力抑えたい。音波の侵入を抑えたい。
・リビングに調和させたい。
以上の仕様を満足するものが市販品で見つけることができなかったので2010年1月頃自作に踏み切りました。
天板と底板は30mm。側板と仕切り板は25mm、素材はの赤松の集積材。
センターの縦の板は、デザインを考慮しタモの無垢板を用いました。
これは簡単に部屋も模様替えに合わせ、交換できるようにしています。
キャスターは高さ50mmで耐荷重のあるウレタンゴム製のものは左右の前後と中央に合計5個。
ガラス扉のヒンジと開閉部のマグネットは、ごく一般のものです。
これらはホームセンターで購入しました。


ラックの上にテレビを置く予定でしたが、しっくりこないので出窓のところに置いています。


防塵と遮音は網戸等の隙間塞ぎテープで毛足が5mm程の植毛紙のようなものです。


後ろは1mm厚のスモークのアクリル板でカバーしています。
アンプの後ろのアクリルカバーは簡単に取り外せるよう、穴開け加工しラックに取り付けたは真鍮製の細木ねじに吊り下げています。また放熱のためアンプ後部のみ隙間を開け空気が入るようにしています。
温まった空気はその上のプレイヤーエリアに上昇させ、正面の不完全な密閉部から外に空気を逃がすようにしています。
この空気の流れでプレイヤー正面部分の隙間からの空気の侵入を抑えるようにしています。
なおプレイヤー後部は隙間なきようアクリル板を両面テープで張り付けネジで固定しています。


内部にはアース用の銅板(幅2cm×20cm)を取り付け、各機器のアース線を内部で集合させています。
また電源コードと信号ケーブルは距離をとり分離して引きまわしできるようにしています。
扉とラックトップには3mmの板ガラスをネットショップでオーダー(¥15225でした)しました。
扉は糸面取り仕上げ、トップは幅広面取り仕上げです。

塗装は、油性の木材用ステインを木目に沿って濃淡つけながら塗り重ねることで集積材であることが分かりにくくし、その上を油性のウレタンクリアーの塗装とその表面の水研ぎを繰り返しながら、平面仕上げを行いました。
自作に要した費用は4〜5万円というところでしょうか。塗装関係に結構費用と時間を費やしました。
これとは別に防振対策を兼ねて、新たにスピーカーの下に御影石の台を置きました。
完成後、9ヵ月程経ちますが、内部の全エリアで埃の侵入は、ほんのわずかしかみられません。
掃除の手間が大幅に削減されました。
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