ノウハウ

では、子供にどのように危険について理解させ、学ばせれば良いのでしょうか？


例えば、火の扱い方。

子供は見よう見まねでマッチに火を点けることはできても、そのあと、どうしたらよいか分らない場合があります。
火を点けられたことが嬉しくて、燃える火を見つめたまま火傷してしまう…そんなことが起こりえます。

大人では考えられないことでしょう。なぜ？　“消し方を知らない” のです。

人間は、どのように対処したらいいか知らなければ、実行することはできません。大人でも同じです。


子供が火に興味を持ち始めたら、眼の前で扱って見せるのが効果的な方法だと思います。
実際に見れば、火の恐怖をより実感できるでしょう。

火が燃えて手に近づいて来たら、マッチ棒を手から放す、あるいは息を吹きかけて消す、など、
大人にとっては当たり前の対処方法を、実際にやって見せるのです。

同時に火災の様子をビデオや写真で見せ、“小さな火がこんなにも大きくなる” ことを教えます。


幼児期でも、人間の脳はきちんと理解する力を兼ね備えています。

大人に説明するのと同じ理屈を、分りやすい言葉で説明するように心がけてください。

言葉に対する理解力が未熟なので、実際にやって見せたり映像で見せる方法は、より効果があります。
“百聞は一見にしかず” と言いますよね。


そして、絶対に感情的になってはいけません。

　
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引用元URL： http://mamakiete.blog24.fc2.com/blog-entry-34.html