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日本語が日本を作っている 教育



 私は若い頃、読書する事で漠然とした不安が無くなったように感じていました。(ノウハウ 本を読んできた人は自分で考えられる)
 
 今考えるとそれは単に読書と言う行為や、作者の考え方を知ると言う側面だけでなく、日本語そのものに不安を無くす効果があったのではないかとも思っています。

 どう言うことかと言うと、日本語は表意文字と表音文字をミックスした世界的にも珍しい言語らしく、理解を深め易く色々な事が分かり不安が減るのではないかと言うことです。日本語は、他の言語よりも左右の脳を使うらしいのです。

 少なからず若い頃特有の不安を読書で救われた一人として、日本語に感謝したいと思うのです。

 国語はその国の知恵の結晶と言う考え方があるそうです。中国にない単語を作り、かなによって訓読みや多様な表現を可能とし、あらゆる現象や気持ちを表せるように、考え抜かれているのかも知れません。

 文法も知らない素人が日本語を語るのもなんですが、まとまらないので気付いた事を羅列します。

日本の特徴は、日本語が作っている


 日本独特な良さがなぜ出来たのか。
 島国で他国の侵略を受けなかったり、単一民族で争いが少ないのはもちろんあると思います。
 
 私が最近注目しているのは、日本にしか無いものとして日本語があるのではないかと言う事です。
 
 日本語は表意文字と表音文字をミックスした世界的にもめずらしい言語で、理解を深めやすく、敬語もあるのでコミュニケーションでも有利な特徴があるのではないでしょうか。そのために、日本独特の高信頼社会が出来ているような気がします。高信頼社会とは控え目にコツコツ努力していた方が結局は認められる、と言うような人が信じられると言う意味。
 (高信頼社会とはシンシアリーと言う韓国人作家の「日本のご飯はなせ美味しいか」と言うKindleの電子書籍5章)

 韓国語を使っていると極めて情緒的な揺らぎの激しい自分を感じ、日本語を使っているととてもクールな自分を感じる。
 呉善花  私はいかにして「日本信徒」となったか 

 日本語は敬語があるので人と距離を置けるので良い。
 YouTube 日本語ペラペラの外国人から見た日本語のいいところ のオーストラリア人 Gordo
 英語では上司やお客様と話す時、敬語が無いので友達と話すのと同じになってしまうらしいです。一見フレンドリーで良さそうにも見えますが、敬語が無いからそうしていただけで英語圏の人達も実は嫌だったのかも知れません。
 
 高度な専門書を、英語以外で母国語で読めるのは日本だけと言う話もあります。また、私は出来ませんが日本では少し勉強すれば千年以上前の古典も読めるらしい。

 こうした事を様々考えていると、日本語さえ使っていれば冷静な思考ができ幸せな国が自動的に出来て行くのではないか。 
 そしてそれは昔の文豪や国文学者の人達が、そうした願いを込め意図して作ったのではないかと妄想してしまいます。

 外国の方が日本語を喋ると別人の様に親近感を感じますが、脳の使い方まで違うのなら他の言語よりもその程度が大きいのではないかとも思います。

日本語の特徴と無宗教な理由


 このように日本語は、物事を理解しやすくコミュニケーションもスムーズになるので、漠然とした不安などを無くすのではないかと感じるようになりました。
 そして、不安が無くなると言う事は宗教を必要としなくなるのでは無いでしょうか。
 
 
 韓国ではキリスト教が30%と広まっており教会間で信者の争奪戦になっていたり、何やらおかしな新興宗教もあるようです。しかし日本では1600年頃から伝来しても1%程度と非常に少ないままです。
 そしてこれはハングルと日本語が、無意識にもたらす不安感の違いと言う気がしてならないのです。
 例えば日本もひらがなだけなら、もっとキリスト教も広まっていたのではないかと言う気がします。日本語のせいで布教が進まないと言って帰って行った宣教師が居たという話もあるそうです。

 国民性のいくらかは、言語が作っているのかも知れません。

日本語教育(国語)を大切にして欲しい


 国際化もあり英語教育も良いですが、こうした観点から日本は漢字とかな混じりの日本語教育を深める事はあっても絶対に捨てたりしてはいけないと思います。 
 
 なぜなら日本語は単なる言語を超えて、日本人を不安なく幸せにしているのではないかと思うからです。
 人は言語で思考するもので、日本語は社会や経済を発展させるスピードも早いのではないかとも思っています。

 こんなに身近にあった空気のような日本語が、実は凄いものではないかと思うのです。
 
 日本語は、日本の国の最高の宝物なのではないかと思うのです。

 

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