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イクラの醤油漬けの作り方 食事

食べ物の美味しい季節になりました。
秋と言えば、梨・サンマ・栗…等美味しいものがたくさんありますが、やっぱり一番はイクラ!
それも自分で漬けたイクラがとっても美味しい。

と、偉そうに言ってますが、かっぱは漬けません。
この時期になると、またぎがイクラを漬けだすんです。
ということで、またぎが作るイクラの醤油漬けの作り方を紹介します。

まずは生筋子を買ってきます。

北海道産の生筋子。360グラムで1,090円。
本日のおすすめ品なだけに安いです。
この筋子を真ん中から二つに割ります。


真ん中に指を入れて、ぐいぐい割っちゃいます。
↓こんな感じになります。


ここで必殺お便利道具。
じゃじゃ〜ん! 「網」


既に上の写真で登場していましたが、これがあると、イクラをほぐすのにとっても便利です。
旭川の寿司よしの大将に教えてもらったもの。
網の目の大きさがイクラより大きい網を用意してください。100均に売ってますよ。

水を入れたボールの上に網を置き、その上に筋子を置いて、イクラをほぐしていきます。

皮の上からイクラを押し出すような感じでほぐしていきます。
この時に、皮がイクラをまきこんでしまうと、ほぐしにくくなってしまうので注意!

全部ほぐすとこんな感じになります。皮だけ残りました。



ほぐしたイクラはこんな状態。水が濁ってるので綺麗に洗ってあげましょう。

洗います。


こんな感じになりました。


細かいことを気にしない人は、この状態でイクラを漬けて食べても良いです。

ここからは、ちょっとこだわりたい方。
お寿司屋さんで食べる食感にする為に、もう一手間です。

下の写真の様に、イクラの粒に白いものがくっついてます。
これは、イクラの皮や薄膜の残骸らしいです。
食べた時にこれが食感として残ってしまうので、この白い部分を取り除いていきます。



アップで見るとこんな感じ。
イクラの粒の間に白いものがあります。


取り除いた薄皮達。



大きめの薄皮達が取れたら、最終段階。
イクラを入れたザルを振って、イクラの表面に付着している細かい薄皮を取り除きます。

ザルを振る!

すると、こんな感じで薄皮がザルに付着します。



本当は薄皮を取る時に最初からザルを振って取っても良いらしいんですが、またぎは腕が疲れる(重いらしいです)ので、最初は大きいのを手で取る→最後にザルで細かいのを取るってな感じにしてるそうです。

ザルに残る薄皮がこの程度になったら終わり。

ほとんど残ってません。

イクラが綺麗になりました。


ほぐしたばかりのイクラと比べても一目瞭然。
薄皮が取れて綺麗なピンク色になりました。

本来はここで終わり。
なんですが…
食感を更に追求したい人は、ここで更にもう一手間。

このまま作ると柔らかいイクラが出来上がります。
食感がプチプチしている方が良い人は、40度くらいのお湯に通してください。

またぎは給湯器のお湯と水と交互で適当に通しているらしいです。

お湯を通すことで、イクラの皮が固くなります。
なので、初めてイクラの醤油漬けを作る方は、イクラを皮からほぐす前に一度お湯に通すと、作業中にイクラを潰すことが無くて楽かもしれません。

実は、またぎは柔らかいイクラが好き。
だけど、かっぱはプチプチ感があるほうが好きなので、プチプチにしてもらってます。
自分は作らないけれど、好みだけ通してもらってるかっぱ。えへへ。

これで、イクラの準備は終了!
瓶に入れて汁に漬けます。

熱湯消毒した瓶にイクラを入れます。


ジャムの瓶を使ってます。

醤油漬けの味付けは、お酒:だし:醤油を2:1:1の割合で。
味は好き好きなので、自分の好みの味を見つけましょう。

ここで注意点!
使うお酒は絶対にまずい酒は使わないこと。料理酒なんてもってのほか!
安くて良いので、醸造用アルコールの入ってない純米酒を使いましょう。
写真の日本酒は料理酒用に買ってきたのですが、飲んでも美味しかったそうです。

ちなみに、味付けはお寿司屋さんは出汁と醤油だけ、またぎの実家は酒と醤油だけです。
ホントに人それぞれですね。
面倒な人は濃縮めんつゆと酒で浸けても良いですよ。

瓶に漬け汁を投入!


このまま8時間待てば、イクラ醤油漬けの出来上がりです。

醤油漬けが完成しました〜

イクラが漬け汁を吸収してぷちぷちになってます。

さっそくご飯にかけて、いただきま〜す


みゃ〜、うまいです〜

が、今回は瓶に対してイクラが多すぎて漬け汁が足りてなかったみたいで、イクラが完全に汁を吸ってなくてパンパンという感じになってませんでした。
ということで、食べて減った分、漬け汁を追加して冷蔵庫へ。
翌日には汁を吸ってぱんぱんになったイクラが食べられます。でへへ

同様に、おみやげで買ってきたイクラがイマイチ、ぷちぷちしてないな…と感じた時は、だし汁と醤油を追加すると、イクラが汁を吸って翌日にはぱっつぱつのイクラが食べられますよ。

今回作ったのと同じくらいの量のイクラの醤油漬けをお土産で買おうとすると、余裕で3,000円以上することを考えると、自分で作ると安くて良いですね。
しかも、お土産のいくら漬けは輸入物だったり、防腐剤が入ってたりすることを考えると、特にそう思う。
(旭川空港の売店で、防腐剤の入ってないイクラ漬けは1個しかありませんでした)

生筋子が安いこの時期、是非皆さんもお試しあれ!

http://kapapen.blog8.fc2.com/blog-entry-259.html
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