ゆで卵のコツ 〜その2〜
黄身を中心に
中心に黄身があるゆで卵は切った時の見た目もきれいですし、食べ始め
から終わりまで白身→黄身→白身とちょうどいいバランスで食べられま
す。黄身が端によってしまった卵を食べたときってなんかがっかりしま
せんか。そこでここでは黄身を中心に収める方法を紹介します。やり方
は簡単でときどき菜箸で卵同士が割れない程度にころころと転がしてや
るだけです。白身が大体固まるのが沸騰してから3〜4分ほどですので
その間ときどき転がしてやるといいでしょう。こうすることにより遠心
力で黄身は中心に収まります。あとほかにも卵のとがった部分を下にし
ておちょこにいれてゆでるといった方法もあるようです。卵を固定する
事でゆでる際に卵に卵が傾かずにすみ黄身の位置の変化が防げるという
のが理由として考えられます。
黄身の変色を防ぐ
ゆで卵の黄身が暗緑色に変色してしまったと言った経験がある方もいる
かと思います。これはゆで卵を15分以上ゆでていると起こる現象です。
卵白に含まれるたんぱく質に含まれる硫黄を含んだアミノ酸が長時間の
加熱により分解されて硫化水素が発生し、これが卵黄に含まれる鉄と反
応して硫化鉄が発生するので見た目に暗緑色にみえてしまうのです。こ
れを防ぐにはまずゆですぎないことと、ゆでた後はすぐに冷水に入れて
冷ますことです。すぐに冷ませばこれ以上の熱による分解を抑え硫化水
素の発生を抑えることが出来ます。ただし変色した卵を食べても特に問
題はありません。
殻むきのポイント
ゆで卵の殻むきのポイントは流水にさらしながらもしくは水につけて殻
をむくことです。こうする事で膨張した中身が収縮して隙間ができ、そ
の隙間にも水が入っていくのでつるりとむくことが出来ます。
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